南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

开封包公湖

开封老城(明清代城壁内)南西部に満々と水をたたえる湖。名は西端の包公祠に因み、東岸は中山路に近接する。ほか湖岸には开封府や博物馆(旧館)といった名所や、留学中急病でお世話になった淮河医院などがある。湖面は迎宾路によって東西に分断され、それぞれ西湖・東湖と呼ばれることもある。観光スポットというほど大げさな所でもないが、風光明媚ながら市民の憩いの場(とくに南岸)として親しまれている。
今回は日中けっこう暑く、せこせこ歩き回らず湖畔の涼しい木陰でひとときを過ごす。いつしか西司桥とその周辺の工事も一段落し、西湖風景も幾分落ち着きを取り戻した。

包公祠より、
西司桥方面(橋は写らず)、
淮河医院へと

西湖北畔全景を望む。右端には大規模改修工事の始まった迎宾路がチラリ。
わりと観光開発された北畔にくらべ、包公湖南路沿いの南畔は人民が散策や集いを楽しむ場所となっている。また、見方を変えれば、清らかな湖水の向こうに造成された風景を鑑賞できる隠れ名所ともいえる。市内各所で観光地化を含む大規模な工事が進み、こうした日常風景も様変わり或いは失われていく危機感を覚えスポットとして挙げてみた。

开封府より望む湖(やや遠望)2012年撮影

(map:开封包公湖)