暫くぶりにドライビングシミュレーター on Google Maps - フレームシンセシスを开封でプレイしたら少し様相が変わってた。こういうとき嫌味なほど迅速に更新するGoogle。
明伦街北面が撤去されたときの状況を、改めて上空から見た。想像はしてたけど惨めだな。
今日現在どこまで工事が進展したか分からないが、百度视频にアップされた映像で得られる状況を見る限り、阳光湖湖边や明伦南街の一帯は取り壊しが進んでいるようだ。明伦街路南のビルにはまだ着手していないぽい。また、明伦街のつづき(内环路から解放路までの街路)、铁塔一街の南面も一掃されていた。北面は比較的新しい集合住宅なので、おそらく排除対象にならない。
とくに思い入れのある街並みでもないけれど、留学生楼から市内や黄河に出かけたりするとき必ず通る道、いわば明伦街の玄関アプローチとして見慣れてきたので、一抹の感傷はある。
先日の検索で、「大学西門付近で不法占拠して営業している店を排除した」というような記事(ゲートにクレーンをかける画像付き)をチラッと見かけたので確認してみた。キャンパスゲートと内环路を結ぶ通路上に、手机维修店や配件店みたいなのがこまごま並んでいたのを指すのかな、と思ったのだが、このGoogle Mapsの現状ではまだそれらは残っている。ならば、西門付近に展開する屋台群(夜市)のことだろうか。ふだんから飯時以外は店数も減り、内环路を車が快走できるほど整然としている時間帯もあるので一概には判断できないが、これは確かにちょっと門前がスッキリしているなとは思った。むしろ西門付近で激変したのは、学外でなく学内だった。
キャンパス内スーパー河大教育购物中心(図中A)と、学食第五食堂(図中B)が取り壊されてた!
西門脇に位置する河大教育购物中心(通称:教购)は、生鮮食品以外の食料品や酒タバコ、生活用品などを扱い、キャンパスライフに欠かせない便利店。腕時計などのアクセサリーも陳列してたっけ。留学中の軽食や生活用品購入は勿論のこと、帰郷旅行でも個包装の开封土産菓子を買うのに重宝した。また隣接して中国移动通信のSIM卡チャージ機が並んでいた。2007年入学当初は旧棟(図中C)にあったが、2,3カ月ほどで北に新築されたので旧棟は2回くらいしか行ってない。移転してからも旧棟は倉庫代わりに長年放置されてた。新棟開店したとき、手作りビスケット菓子のばら売り袋詰め放題コーナーがあって、いわゆる市販菓子のビスケットがクソ不味いのを覚えたばかりの頃で、あぁこういうのは意外に美味いんだ、と繰り返し買った思い出がある。
第五食堂は留学中、常食の食堂ではなかった*1。外国語学部の校舎に近く、日本語学科の学生とともに1、2度利用したことがある。食堂で配膳や清掃のアルバイトをしている学生もいた。春節や夏季休暇など学生利用者の激減する時期は、学内唯一この第五食堂だけが営業していることもあった。っつか、Google Mapsに第五食堂が登録されてるぞ、誰だよ、こんな謎なことしたのは。でも記念に貼り。
大学キャンパス機能を除去し、铁塔公园と一体化で整備するプロジェクトが着々と進行していることを如実に伝えるものだね。歴史建造物以外はこうして片づけられていくんだろうな。ここ河大に学び、青春を謳歌した者たちの蓄積した息吹が全てクリアされたキャンパスってどんなものだろう。
*1:よく利用したのは南門近くの干训食堂と、中心食堂。いずれもまだ建物としては残っている模様