南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

結城氏、初の全国統一

大学時代からやり込んでいる戦国史ゲームで、先日夜中にふいと観戦モードのAUTOでプレイしたら結城家が全国を統一して驚いた。
シミュレーションゲーム戦国史公式ページ
私がやってるのは、2003年公開のフリーウェア旧バージョン。水軍戦や連合機能の使えないやつだが、単に城を奪い勢力を拡大するだけでも戦略的に工夫しないと統一は容易くない。主要大名はほぼ統一を達成したと思う。最近はAUTOプレイで年ごとの石高や城数を集計する遊びに転じている。AUTOは大概、北条、武田、今川、島津、六角のいずれか辺りが統一する。関東勢のほうが強い。
しっかし、結城氏はまったく眼中になかった。手動でも自動でも上位5強に絡むことはあっても、統一まで成就することは一度もない。しばしば上位5強入りして消沈する大名としては上杉や但馬山名などがいる。それらよりも遙かに結城氏の5強入りは珍しい。先述の集計プレイでは自分なりに25強(5強入りしやすい大名)を選抜しているのだが、関東勢は北条、里見、佐竹の3氏に留めており結城氏は考えたこともなかった。そもそも結城氏って初期設定(プレイ開始の1550年4月時点)で、保有城数1、従属大名1、臣従大名2の弱小勢力なんだよ。また武勇値や智謀値に突出した武将がいるわけでもなく、25強入りしている3氏に挟まれて相当不利なんだよ。同じ保有城数1,2個でもデフォルトで従属・臣従大名を多く抱える斉藤や大内ならまだしも、この勢力で勝ち進んでゆくのは厳しい。このタブレットPCがたまたま、よほど高度な戦略テクニックを駆使したとしか思えない。
ただ、結城氏はたぶんプレイしたことないけど、初期城数1,2個で従属・臣従大名を持たない根来衆雑賀衆で統一を果たしたことはある。決して可能性ゼロではない。しかし驚いたわ。