南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

ほんねとーく

Q:あなたが眠っているときに見る夢は、カラーですか?白黒ですか?

question:1168850696 人力での質問は124日ぶりです。アンケートできるポイントを貯めるのは大変苦労する。やっと400ptになったので、300だけ用いた。1000単位でお金をつぎ込む方々とは違う身分なので仕方ない。 さて、今回の質問は、question:1120828124とい…

小学校の同窓会回想

まず、2日間の流れを話しておく。午後6時10分前に店に集合になっていた。栄駅の地下街の末端で、携帯で話し中の恩師と遭遇した。なんだか場所すら聞いていないとかいうことで、そのまま一緒に店まで行った。ちっとも変わってない。ラシックと松坂屋の間にあ…

祝・台湾新幹線開業

今年の春節までには開業できて良かったです。ホントは一昨年にはできていて、去年訪台したときは乗れてたはずなんですけどね。先日チラッと記した、青蔵(青海チベット)鉄道を開通させた大陸中国に遅れをとったのは、西欧技術と日本技術のせめぎあいによると…

年末緊急とーく

フセイン元大統領が本日、絞首刑に処せられました。人生で一度は直接会ってみたい人物の一人であった氏が、このような形であの世へ旅立たれるとは予想だにしなかったことであります。残念かつ遺憾に思う正午のことでありました。 さて、氏の処刑によって、ア…

ただいまより実状を報告いたします。

平成18年12月8日午後5時5分。いま、私は一つの不法投棄現場に来ている。ここで、電源の持つ限り、30分ほどモノを書いていこうと思う。手元にあるのは、ノートパソコンと、ホットで買ったのに冷め切った烏龍茶のペットボトルである。時間を見て分かるように、…

興味深い韓国

ちょっと面白い動画を拾ったので、カテゴリってみた。 「事前申告すれば容認」というところは、皆さんの注目でしょうけども、それで「まっぷたつに分かれるなよ」と突っ込むのがマトモな日本人らしいですね。マトモじゃない日本人である南蛇井は、こんな突込…

人力検索はてなに対する疑問

まず、いわしについて。いわしで質問すると、最初に回答上限として100ptから設定します。でも実際に集まった回答が上限に達しなかった場合、差額が返還されます。つまり、最初の「100pt〜」という設定は、「100円からお預かりします」ということなわけでしょ…

フロント・オア・エンド

ようこそ、K.K.過去記事*1のコーナーへ。こちらでは昨日、事実上閉幕しました「凶刃的狂言(略称K.K.)」のすべての記事を収録・公開しております。「凶刃的狂言」とは、南蛇井が日々の社会的事象又は文献を通して得たものを取り上げ、自らの感性に基づいて論…

「凶刃的狂言」閉幕の辞

卒論構想も未だ定まらず、焦りを感じている此の頃である。これを書いていれば、然るべき時には、然るべき対応ができるものだと自負していたが、決して学術的に有効ではなかったのではないか、という結論が有力である。尤も、これを書き始めたのは自らの考え…

経国先生を知る(『台湾総統列伝―米中関係の裏面史』記録)

先稿では、李登輝総統の二面性について、論じた。結局、今我々が見ているのは様々な環境を通して蓄積された愛台感情だ。彼は、戦中は日本人として生き、戦後間もなく地下の共産党に身を置いている。そして学業を安全に続けたいが為に国民党に入籍し、蒋経国…

日本からみた李登輝像と中立的に見た李登輝像

今回のテーマは李登輝である。これは3月に読んだ、同著『台湾の主張』のまとめを改めて行うと同時に、台湾の総統史について一通り頭に描こうと読破した『台湾総統列伝』(次項にて総括)における李登輝像とを比較しようと試みるものである。 先の『台湾の主…

東北アジア共同体への展望―人間心理「葛藤」からみた外交

今年の第一回外交講演が、駐在韓国大使である羅鐘一(ラ ジョンイル)氏を招いて開催された。面白いのは、今日名古屋Cでは、NHKの万博以来続く番組“旅するラジオ80チャン”を招致し、「アジア交流の何とやら」と称する企画が催されたらしく、この対称的講演のよ…

鈴木貫太郎という日本人

「夕歩道」4月12日付(中日新聞夕刊) 注目は、中の段落。鈴木貫太郎は海軍出身で、太平洋戦争を先頭きってリードしてきた東条や小磯など陸軍系とは政治的な感性が違うのかもしれない。 「中日春秋」4月4日付(中日新聞朝刊) こちらにも、海軍大将時の鈴木…

経験者が語る二・二八事件と台湾史観(2月14日の台北市二二八紀念館訪問に基づく)

台北市観光2日目で台湾旅行最終日でもある2月14日、筆者は台北市二二八紀念館を訪れた。出会いは常に適所にあるもので、日本統治時代と闇の戦後台湾を生き抜いた、流暢に日本語を話す蕭氏の熱弁たる解説を聴くことが出来た。若き青年時代は日本人としての誇…

目に見えない束縛−日本文化論

数ヶ月ぶりでございます。南蛇井総本家は開設から早や2年目を迎え、春も酣、桜も咲き誇り、新緑青々、私も卒論や将来に青々となってまいりました。今年からは、南蛇井総本家の中央集権化が進み、各サービスに点在しております南蛇井製作のページが、当本家…

台湾の民主化過程

先日、ゼミにおける状況が急変した。担当教授が入院された為に、次年度のゼミ担当者変更を迫られたのである。中国や東アジアを専門にできる担当者は数少なく、学科長の説明では、「台湾という地域を専門にしている方は、この学部では他には居ない」だろうと…

台湾国民中学歴史教科書の考察

(注:この稿は丸1年前から、「(大学の)憲法講に関する第2弾」として中途書きで放置されていたものを時制修正・校正したものである。) 元来この台湾国民中学歴史教科書を調べる目的は、“台湾は日本の植民地ではなく、国土の一環であった”とする証拠として、…

台湾アミ族における、近代化と伝統の共生問題(文化人類学試験答案の要旨)

アミ族は、台湾東部集落地帯に居住する民族で、母系制社会を伝統としている。母系制社会では、出自は母方の親族集団に属し、相続は母から娘へとなされる。また、親族集団の中では、母方のおじが高い地位につく。おじはヴァケと呼ばれ、アミ族の祖霊崇拝祭祀…

新年の挨拶と、長らく更新が停滞している事由についての説明

まず改まりまして、新年明けましておめでとう御座います。当ページで新年を迎えるのは今年が3度目で、最後となってしまいましたが、後5ヶ月宜しくお願いいたします。また今後とも、南蛇井総本家を通じて、筆者へご声援を賜りますよう伏して願う次第でありま…

木俣佳丈民主党参院議員講演

1,2,3・・・13文字か。愛知県の議員ですので、普段からポスターや民主党メルマガ等で名と顔を拝見しておりましたし、今日間近で話を聴いても、何かこう親しみを持てる(少なくとも麻生太郎よりは)議員であると実感いたしました。朝青龍、というのが第一イメー…

南沙諸島紛争の原点と信託統治―ゼミ報告の総括

レポート要約も2章までで、結びの章を終えていない。実際このレポート、問題提起は明快であったが、文献を調査しレポートを作成する上でかなり問題が不明瞭になり、結びは一見主題と一貫性が感じられないものになっていた。従って、この点を考慮し、レジュメ…

南沙諸島紛争の原点と信託統治―春学期末レポート2章2節

しかし、ミクロネシアは一般統治領でなく、戦略地区に指定されていた。これは、軍事利用を禁止していた国際連盟の委任統治制度には無かったもので、アメリカの手によって作成された。《戦略統治は、他の信託統治と異なり、施政国はこれにより「安全保障上の…

南沙諸島紛争の原点と信託統治―春学期末レポート2章1節

当時成立しつつあった冷戦構造を背景とし、アメリカの戦略的価値観に基づき、共産化を防ぐために、サンフランシスコ条約にて帰属未定処理とされた南沙諸島。筆者の見解だが、フランスが一部諸島のベトナム委譲を明言しなければ、冷戦における戦略的重要性を…

南沙諸島紛争の原点と信託統治―春学期末レポート1章2節

本節の原文は約1ページ半なので、要約せねばならない。まず、全容を捉えると、前段に戦前および終戦直後の南沙諸島動向と条約起草の背景についてまとめ、後段でアメリカの草案検討文書を段階的に列記し、その中で委譲先国家との戦略的国際関係を分析する。 …

民意と官意

まず反省。昨日書いた亀井氏とーくは随分と生ダラ(生煮えダラダラ)になってしまった。元来K.K.の方で1000字以内を目安に書いてきたので、それなりに要点がまとまっていて書きやすくもあり伝えやすくも在ったのだが、この度ほんねとーくに移行してより、口…

国民の60%はアホ

まず、話を始める前に話。ほんねとーくを一日2個以上やることは、欲張りですか?それとも、やれるときに3つでも4つでも噛まして、来週は1件も無し、なんて手法も有効ですか?実は先の酸味一体の話は、アジア政治論の講義中に午後のゼミを再予習していたとき…

三位一体ぐるぐるぐる

昨日のほんねとーくにて、中国の政治体制について、三位一体から始まって歯車の回転がどうのこうのと話したが、『党がすなわち国家であり』という文言を否定するに至った。ところが、改めてレポートを読み直すと、また脳内が暴発した。 まず辞書で三位一体に…

活動報復

1.ゼミの予習(中国の三位一体体制、すなわち共産党・国家・人民解放軍の緊密な連携による政治運営)。連携というか、細胞分裂した程度じゃないかと。自民党・霞ヶ関・自衛隊を緊密な関係にしても、やはり何か足りない。そう、四位一体で靖国神社を加えね…

南沙諸島紛争の原点と信託統治―春学期末レポート1章1節

一章ごとに進めようか迷ったが、本文だけで1ページを超えるので分割した。尤も同学のレポートには、章節分割や段落、句読点が存在しないものが多く、大変解読に苦労した。 第1章では、サンフランシスコ講和条約の成立過程を歴史的観点から大枠でまとめ(1節…

引用

近頃は日本の産業の海外進出の為めに、日本は経済的に優越な國と見られる傾向がある。日本の強い事、富めることは多くの外國から羨望の的とせられる資格がある。併しこれだけでは國の人格といふものがまだ完全とは云はれない。此の上に必要なのに、日本の政…